岡城というのは今の大分県竹田市にある山城で、その起源は源頼朝に追われた義経をかくまうために作られたという伝承があるほど古いものです。
南北朝以降、大友氏の一族の志賀氏の居城となり、北上する島津軍を撃退したのは有名な話ですね。
また、幼少期を竹田でくらした瀧廉太郎の名曲「荒城の月」は廃城になった岡城からイメージを得たと言われています。
城内には約2000本の桜があり、桜の季節にはたくさんの花見客が訪れます。
また、城内は東京ドーム22個分の広さがあり、場所取りの必要は全くありません。
ただ、なにせ山城なので、本丸跡などに行くには急な階段を上る必要があります。
毎年、4月初旬の日曜日に岡城桜まつりが開催され、大名・甲冑武者行列が行われます。