咲く夜この花館は大阪の鶴見緑地にある日本最大級の温室です。
1990年に開催された「国際 花と緑の博覧会」の大阪市のパビリオンになった建物です。
いわゆる「花の万博」ですね。
現在の「咲くやこの花館」は、条件を変えた温室を整備して、熱帯から極地までの世界中の植物を鑑賞することができる、
世界でも珍しい温室になっています。
ヒマラヤの青いケシや熱帯スイレンなどは開花調整を実施して、いつ行っても花を見ることができるのも特徴ですね。
気候ゾーン別の展示
大きな温室の建物はいくつかの部屋に分かれていて、それらでは世界中の気候ゾーンが再現されています。
洋ランが咲き乱れる熱帯雨林植物室、ハイビスカスやブーゲンビレアが咲き、バナナやパイナップルが実る熱帯花木室、
文字通り乾燥地帯が再現されたサボテン・多肉植物室、ヒマラヤの青いケシを見るなら高山植物室、それに温室の外にも庭園があります。
フラワーツアー
咲くやこの花館では、開館日の11:00、13:00、15:00にフラワーツアーを開催しています。
受付先着20名までですが、1人でもガイドスタッフが館内の植物についてそのエピソードや由来などを紹介されています。
団体も事前予約が必要ですが、フラワーツアーに参加することができます。
また、月1回、ハワイの植物をメインにしたハワイフラワーツアーも実施されています。
イベント・展示会
咲くやこの花館では、通常の植物園で開催される、いろいろなお花の展示会のほかにユニークなイベントが開催されます。
たとえば、「ハナナの収穫体験」、「コーヒー好きの栽培スタッフがブラジルで見たコーヒー農園のおはなし」、「チョコレートづくりプチ体験」、「植物園で温まろう」などなど。
「植物園で温まろう」の中では、咲くやこの花館で採れたオリーブの葉で淹れた温かいお茶のおもてなしもあります。
この花咲くや館で出会った花たち