桜の名所  京都 真如堂・竹中稲荷社

6 近畿地方のお花の名所

京都東山の鹿ケ谷の西に小高い丘がありますが、ここは昔から神楽岡と呼ばれ霊地と見なされていたようです。

真如堂はこの丘の上にあります。

真如堂の起源は、藤原道長の姉であった東三条女院の離宮に、延暦寺常行堂にあった阿陀如来像を移したのが始まりと言われ、東三条女院の死後に今の場所に移されたようです。

真如堂の本尊の向かって左側にある不動明王は、陰陽師として有名な安部晴明の念持仏なんだそうですよ。

神楽岡にある安部晴明の念持仏なんて、不気味ですよね。

秋の紅葉で有名な真如堂ですが、3重の塔に満開の桜がかかる構図は、多くの写真家によって紹介されてきました。

また、朱色の楼門とピンク色の桜との対比も美しいですね。

お花見コースとしては朝早くに5系統のバスの「真如堂」で降りて真如堂に上り、境内を散策してから、神楽岡を北東に降りて、吉田山の南の竹中稲荷社に登るのがお薦めです。

竹中稲荷社の朱色の鳥居と桜のコントラストもオシャレですよ。

藤原氏の栄華と陰陽師 安部晴明が織りなす平安朝の歴史に思い越しながら、春の京都、桜の京都を満喫してくださいね。

京都の桜 フリー写真

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