神奈川県立フラワーセンター 大船植物園は関東でも有数の植物園で、昔からインターネットでの情報発信に積極的で、関東以外の方にもなじみ深い植物園ですよね。
もともと県立の農事試験場だった場所を植物園にした関係から、「遊ぶ」とか「魅せる」というよりも、「学ぶ」という要素が強い、本当の植物園らしい植物園です。
園内には四季を通じてランやハイビスカス、スイレンなどの花が咲き乱れる鑑賞温室をはじめ、200品種、2000株を擁する全国一の規模を誇るシャクヤク園、
約1200株、350品種を系統ごとに立体的に植栽されたバラ園、
ご当地の大船系をはじめ、約160品種、1300株を栽培しているハナショウブ園
大船植物園で育成された品種を中心に約200品種を栽培している、ツツジ・シャクナゲ園、
約120種320株を栽培している、ボタン園、
在来種250種、肥後種30種、外国種50種が保存されているツバキ園、
約50種が栽培されているウメ園、
それに、サルスベリとブッドレアも栽培されています。
それほど広くはない園内に、さまざまな花木のさまざまな品種が所狭しと植えられていて、花木の育種家にとっては聖地のような場所です。
さらに、毎週のように寄せ植え作りのようなセミナーが開催されていますし、地元の花の愛好団体の展示会も切れ目なく開催されています。
写真提供 神奈川県立フラワーセンター 大船植物園