日光田母沢御用邸は、日光出身の明治の銀行家 小林年保の別邸に、旧紀州徳川家江戸中屋敷の一部を移築したりして、明治32年に当時、皇太子だった大正天皇のご静養のために造営された皇室の御用邸です。
戦後、御用邸から博物館や研修施設として利用された後、平成12年に記念公園として蘇りました。
建物は国指定の重要文化財に指定され、公園としては日本の歴史公園100選にも選定されています。
日光田母沢御用邸記念公園の庭園では、宮内庁から栃木県に贈られたナスヒオウギアヤメの一部の株が植栽され、毎年きれいな花を咲かせています。
写真提供 日光田母沢御用邸記念公園