臥竜公園は、東京帝國大学農科大学(現東京大学農学部)教授だった本多静六先生が設計され、昭和6年に築造されたきれいな公園です。
彼は、明治神宮や日比谷公園、小諸懐古園などを設計された方です。
ちなみに、昭和6年といえば世界恐慌の真っ只中で、実はこの臥竜公園も須坂にあった製糸工場で働いていた人たちの失業対策事業として作られたものでした。
臥竜公園の桜並木は「さくら名所100選」に選ばれているので、ご存知の方も多いかと思います。
1周800mの池の周りに160本の桜があり満開時には見事ですね。公園全体では約800本の桜が植えられています。
桜以外にも、アヤメ・フジ・ツツジ・アジサイなど四季折々に花が咲くように設計されています。
満開時の池に映える夜桜は見事ですし、秋の紅葉も美しいです。
毎年、菊花展も開催されています。
見える臥竜山の松が竜ヶ池に映えるところは、『日本の名松100選』にも選ばれています。
さらに、園内には動物園も併設されています。
カピパラやワオキツネザル、ベンガルトラなど約50種230頭の動物がいます。
また、「夜の動物園探検隊」「身近な生き物展」「ワオキツネザルのなかよしタイム」などの楽しいイベントも開催さえrていますし、インターネットで動物の24時間ライブ映像を配信する「アニマルパーク」も開園されています。
ご家族で1日ゆっくり過ごすことができる良い公園ですよね。