かみゆうべつチューリップ公園は、北海道の北東側、オホーツク沿岸に位置する湧別町にあります。
上湧別地区では昭和30年代から40年代にかけてチューリップ生産が盛んで、最盛期には30万球以上が生産され、20万球以上を輸出した年もありました。
その後、オランダなどの輸入球根におされてチューリップ球根の生産は減退しましたが、昭和51年にチューリップが「町の花」に指定され、昭和60年代から現在地にチューリップ園が整備されてきました。
今ではチューリップの最盛期には10万人近くの観光客が来る一大観光スポットになっています。
5月1日から6月上旬までかみゆうべつチューリップ公園を舞台に開催される「かみゆうべつチューリップフェア」では、本場オランダから直輸入されたものなど珍しい品種を含めておよそ120万本のチューリップが園内に咲き誇ります。
かみゆうべつチューリップ公園の近隣には、北海道最大の湖「サロマ湖」があり、冬期の「流氷」と「湧別川」の恵みにより、海の幸と山の幸が豊富な地域ですね。
写真提供 かみゆうべつチューリップ公園